薪をくべよう!
薪ストーブは、古くからある非常にシンプルな暖房器具です。
炉内で火を起こして本体を暖め、その本体からの放熱により室内を暖めます。
遠赤外線の輻射熱は、体を芯から暖めてくれます。
他の暖房にない大きな出力を持っているので、
広い吹き抜けのあるリビング暖房もお任せあれ。
現代の薪ストーブは、二次燃焼システムによる高い燃焼効率で、
薪の持っている熱量を最大限暖房として利用しています。
ススや煙の排出量も大幅に削減しているので環境にも良いと言えるでしょう。
薪ストーブは良き相棒
火を起こしたり、薪をくべたり、温度を調節したり、ガラスを磨いたり・・・
立ち上がりにもある程度の時間が必要です。
薪ストーブは、アナログな道具です。
でもその手間が何だか楽しいんです。
子供たちは、炉内に火が回っていくのを熱心に見つめている。
薪割りははるか以前からある正しい労働で、薪棚がいっぱいになってくると
安心感に満ち溢れてくる。
たまには、ちょっと立ち止まって、
それからまた、ゆっくり進もうよと背中を押してくれる。
そんな身近な相棒のような存在。それが薪ストーブです。
薪ストーブの導入
まず、ショールームにて実際に薪ストーブの暖かさを体感しましょう。
薪ストーブの実物をみることで、間取りやインテリアのイメージも
つかみ易くなるかと思います。
新築のお宅はもちろんの事、既存住宅への導入も可能です。
打ち合わせでは、建物状況・設置場所・煙突配管プラン・機種
炉台炉壁・薪の導入経路等を確認検討致します。
煙突配管においては、今後の煙突掃除を念頭においたプランニングが非常に重要です。
計画的な煙突配管はメンテナンスを容易にするとともに、
日常の点検も楽に行える為、危険な状態を未然に防止する事が出来ます。
ブロス奈良では、自社スタッフによる責任施工、法令順守、安全第一の施工を行っております。
煙突掃除や安全点検も随時受け付けておりますのでお気軽にお申し付け願います。
薪ストーブの性能を存分に発揮させる
燃焼の3要素といえば、「燃料・酸素・熱」です。
それを薪ストーブに置き換えると以下となります。
1.燃料=乾燥した薪
2.酸素=薪ストーブに取り込まれる空気
3.熱=炎から発生する熱
湿った薪を使用すると、まず着火がうまくいかないでしょう。
また、燃えも悪く、くすぶった状態となるので、
薪ストーブの本体温度もうまく上がっていきません。
そればかりでなく、煙突の中やドアガラスにススやタール(クレオソート)が付着し、
煙道火災の原因ともなりますので非常に危険です。
しっかり乾燥した薪を使用することで、安心安全に薪ストーブを使用しましょう。
さあ、ご一緒に薪ストーブのある豊かな時間を共有しましょう。